順天堂大は18日、文部科学省による調査で医学部入試の公平性に関して指摘を受けたことを踏まえ、過去の入試における事実関係の検証と必要な対応の提案を行う第三者委員会を設置したと発表した。第三者委の調査は、全国医学部長病院長会議に新設された小委員会の議論と並行して進め、小委が示すアドミッション・ポリシー(入学者受入方針)の規範に基づいた検証も行う。
文部科学省が9月に公表した書面調査では、同大の過去6年間の医学部入試における男子合格率は女子合格率の1.67倍で、全国81大学の中で最も男女格差があったという結果が出ている。