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特集:唾液腺・眼病変からみたIgG4関連疾患の進歩

No.4939 (2018年12月22日発行) P.27

監修: 岡崎和一 (関西医科大学内科学第三講座/消化器肝臓内科教授)

登録日: 2018-12-24

最終更新日: 2018-12-18

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監修:岡崎和一(関西医科大学内科学第三講座/消化器肝臓内科教授)

■監修のことば

IgG4関連疾患はわが国より発信された新規疾患として国際的にもほぼ確立されている。本疾患の研究を大きく牽引したのは自己免疫性膵炎とMikulicz病の研究であり,2011年の国際シンポジウム(於ボストン)において前者は「1型自己免疫性膵炎」として,また後者は「IgG4関連涙腺炎・唾液腺炎」と称されることとなった。本特集では当該領域のエキスパートの先生方から本疾患の研究と診療の進歩について基礎と臨床から解説をいただいた。本特集が当該領域のみならずIgG4関連疾患全般の診療と研究の発展に寄与すれば企画者として望外な喜びである。

■目次

1 IgG4関連唾液腺病変の診断と治療 ─耳鼻咽喉科/頭頸部領域より
氷見徹夫(札幌禎心会病院頭頸科)
高野賢一(札幌医科大学医学部耳鼻咽喉科教授)
髙橋裕樹(札幌医科大学医学部免疫・リウマチ内科教授)

2 IgG4関連眼疾患の診断と治療
後藤 浩(東京医科大学臨床医学系眼科学分野主任教授)

3 IgG4関連眼疾患,唾液腺疾患の病理
全 陽(神戸大学大学院医学研究科病理学講座病理診断学分野特命教授)

4 IgG4関連疾患の病態形成機序─涙腺・唾液腺より
森山雅文(九州大学大学院歯学研究院口腔顎顔面病態学講座顎顔面腫瘍制御学分野)
中村誠司(九州大学大学院歯学研究院口腔顎顔面病態学講座顎顔面腫瘍制御学分野教授)

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