60歳台,男性
胃の粘膜下腫瘍(submucosal tumor:SMT)の診断にて他院で経過観察をされていたが,増大傾向が認められたため紹介された。上部消化管内視鏡検査を施行したところ,上記画像を得た。
既往歴:50歳時に胃潰瘍の診断。その際にHelicobacter pyloriの除菌治療を施行された。56歳から2型糖尿病ならびに脂質異常症。
血液検査:WBC 5100/μL,RBC 479×104/μL,Hb 15.4g/dL,Plt 12.2×104/μL,FBS 150mg/dL,HbA1C 7.3%,CRP 1.46mg/dL