10歳代,女性。15歳より腹部膨満感と放屁の増加を自覚する。腹部膨満感は常に自覚するが,特に平日の昼・夜にかけて悪化して放屁も頻回になる。食事すること自体や食事内容による影響はない。便回数は以前より不規則で,旅行中には排便がみられないが,硬便や排出困難,残便感は自覚しない。
近医で処方されたメペンゾラート臭化物で改善はみられなかった。来院日の朝食後に最終排便あり,来院時には放屁を含めたガス症状はないが,通常の腹部膨満感を自覚する。
身長160cm,体重50kg,貧血・黄疸なし,血圧120/65mmHg。栄養状況良好,やや前かがみな姿勢,体重減少はない。飲酒・喫煙歴なし。