株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

気管支音化とクラックル左右聞き比べ[聴いて覚える肺聴診ギャラリー(15)]

No.5203 (2024年01月13日発行) P.10

長坂行雄 (洛和会音羽病院/洛和会京都呼吸器センター参与)

登録日: 2024-01-16

最終更新日: 2024-01-10

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

症例 間質性肺炎と間質性肺水腫の区別が困難な80代男性

【現病歴】肺気腫合併肺線維症(combined pulmonary fibrosis and emphysema:CPFE)で10年前から通院治療中に急性心筋梗塞を発症し,PCIを行ったがEF 40%と低下。その後,乾性咳嗽・浮腫がでるようになった。
胸部X線(図1)では,両側下肺野に線状網状陰影を認める。右上肺野では,KerleyのAラインと思われる細い線状陰影を認める。胸部CT(図2)で間質性陰影,エコーで右心負荷がみられた。間質性肺炎の悪化も考えられ,PSL 20mg,イムラン100mgと水分制限,利尿薬で右心負荷は軽減したが,間質性陰影は改善しなかった。BNP 575pg/mL,KL-6 1470U/mL,好酸球18%。軽作業での息切れはない。

【生活歴】自由業で粉塵曝露歴なし。喫煙は20歳から現在まで30本/日。

プレミアム会員向けコンテンツです(連載の第1~3回と最新回のみ無料会員も閲覧可)
→ログインした状態で続きを読む

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連求人情報

もっと見る

関連物件情報

もっと見る

page top