日本呼吸器学会が作成したCOPDガイドラインでは,2018年発刊の『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2018〔第5版〕』で,早期発見を提言した項目が独立して記載され,第6版(2022年発刊)でさらに記載が充実された。
特にCOPDのハイリスク群である喫煙者・喫煙経験者において,注意すべき事項を述べる。
感冒と慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)増悪は症状が似通っている場合が多く,下記に留意が必要である。
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