厚生労働省は13日、ジェネリック医薬品の調剤を積極的に行っている7薬局についてヒアリング調査した結果をまとめ公表した。 調査は、調剤の各段階(1)ジェネリック医薬品の評価と採用、(2)調剤時における患者対応、(3)服用後のアフターフォロー、それぞれにおける取り組みについて実施。
それによると、(1)収集した医薬品情報に基づき、品質、有効性や安全性のほか、経済的効果や製剤上の工夫点等を総合的に評価してジェネリックを採用し、(2)ジェネリックへの切り替えに当たっては、薬剤情報提供文書に加え、先発医薬品との比較資料や具体的な薬価負担軽減額を提示・説明し、患者が理解・納得した上で銘柄を選択できるよう支援、さらに(3)患者が安心して服用できるよう継続的に薬効と副作用を確認し、万一患者に体調変化等が生じた場合は、同意を得た後、処方医へ情報提供するなどしている。