文部科学省が3月末に公表した「医学教育モデル・コア・カリキュラム」の参考資料によると、「医師」「歯科医師」を指す語が含まれる法律は179本ある。所管省庁別にみると、厚生労働省が103本と突出して多く、次いで法務省、国家公安委員会・警察庁─などと続く。
医師法、医療法、健康保険法など、多くの医師にとって“お馴染み”の法律から、一見、医療との関連が分かりにくい風営法(精神保健指定医の指定)や銃刀法(所持申請・更新時の診断書)まで、医師、歯科医師はあらゆる分野の法律に“登場”しており、社会的役割の重要性をそのまま反映していると言える。
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