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特集:酸関連疾患の治療はどのように変わるか

No.4751 (2015年05月16日発行) P.19

鈴木秀和 (慶應義塾大学医学部内科学(消化器)准教授)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-02-20

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監修:鈴木秀和

酸関連疾患(acid-related diseases)と言えば,胃潰瘍や十二指腸潰瘍が中心であったが,近年の食生活の欧米化に伴う動物性蛋白質や脂質摂取量の増加あるいはH. pylori感染率の低下,アスピリンやNSAIDs服用者の増加による過酸状態に加え,高齢化や肥満,下部食道括約筋弛緩性の処方薬(カルシウム拮抗薬やニトロ製剤)などによる逆流頻度の増加により,逆流性食道炎を含む胃食道逆流症(GERD)の診療頻度が増加している。本特集では酸分泌抑制薬の歴史を個々の製剤の役割の変遷を含めて解説するとともに,酸関連疾患における治療の現状と課題についてまとめた。さらに,最近,従来のPPIの酸依存性の活性化機構における問題点を克服する形で提示された,P-CABという新しいクラスの酸分泌抑制薬の情報も解説した。
個々の患者ニーズを冷静に評価し,適切な薬剤を,適切な疾患に,適切な用量・用法で,適切な期間使用するという原則が臨床医に求められる中で,本特集が日常診療の一助になれば幸いである。

1 酸分泌抑制薬の歴史
広島大学病院消化器・代謝内科診療准教授 伊藤公訓

2 酸関連疾患治療の現状と課題
浜松医科大学医学部附属病院臨床研究管理センター病院教授 古田隆久

3 酸分泌抑制薬P-CABへの期待
慶應義塾大学医学部内科学(消化器)准教授 鈴木秀和

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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
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2022年4月1日より脳神経外科及び一般外科医の先生に常勤医師として勤務していただくことになりました。消化器内科医、呼吸器内科医、循環器内科医及び外科部門で消化器外科医、整形外科医の先生に常勤医師として勤務していただき地域に信頼される病院を目指し歩んでいただける先生をお待ちしております。
又、地域から強い要望がありました透析業務を2020年4月から開始いたしました。透析数25床の能力を有しています。15床から開始いたしましたが、近隣から増床の要望がありお応えしたいと考えますが、そのためには腎臓内科(泌尿器科)医の先生の勤務が必要不可欠です。お待ちいたしております。

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