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悪心・嘔吐─5-HT3受容体拮抗薬およびNK1受容体拮抗薬[頻用薬 処方の作法(18)]

No.4927 (2018年09月29日発行) P.12

藤村昭夫 (自治医科大学名誉教授・蓮田病院学術顧問)

登録日: 2018-09-27

最終更新日: 2018-09-26

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臨床薬理学的特徴

■主に5種類の5-HT3受容体拮抗薬および2種類のNK1受容体拮抗薬が抗がん剤投与時の悪心・嘔吐の治療薬として用いられている(表)。



■原則的に,アプレピタントやホスアプレピタントはコルチコステロイドや5-HT3受容体拮抗薬と併用する。
■制吐薬を用いるタイミング(いずれも抗がん剤を投与する前):①1時間前:グラニセトロン,ラモセトロン,ホスアプレピタント,②30分~2時間前:アザセトロン,③1~1.5時間前:アプレピタント,④投与直前:パロノセトロン。

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