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特集:これからの心不全デバイス治療

No.4969 (2019年07月20日発行) P.19

監修: 西井伸洋 (岡山大学大学院医歯薬学総合研究科生体制御学講座循環器内科学准教授)

登録日: 2019-07-22

最終更新日: 2019-07-17

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監修:西井伸洋(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科生体制御学講座循環器内科学准教授)

■監修のことば

心不全患者に対する基本的な治療として,薬物療法,患者教育,心臓リハビリテーションなど多職種による多面的な介入が必要不可欠である。しかし,劇的な方向転換が可能なデバイスによる心不全治療も非常に重要である。具体的には,不整脈に対するカテーテルアブレーション,刺激伝導障害に対する植込み型デバイス治療,構造的な異常に対する経皮的植込み型デバイスなどが挙げられる。心機能が正常であれば,不整脈,刺激伝導障害や構造的な異常があったとしてもポンプ機能に与える影響は大きくはないが,心機能が低下している患者においては,些細な異常が大きく影響しうる。そのため,低侵襲で決定的な変化をもたらすデバイスによる治療の効果が非常に期待される。どのタイミングでどの治療を選択すれば,患者の予後に貢献できるか認識しておく必要がある。ここでは,先に挙げた3つのデバイス治療に関して,それぞれのエキスパートに解説頂く。

■目次

1 心房細動と心室頻拍に対するカテーテルアブレーション
井上耕一(桜橋渡辺病院心臓・血管センター不整脈科科長)

2 心不全患者に対する最新の植込み型デバイス
三好章仁(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科生体制御学講座循環器内科学)

3 心不全患者に対する最新のストラクチュラル インターベンション
久保俊介(倉敷中央病院心臓病センター循環器内科医長)

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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
6階建で波穏やかな橘湾の眺望を望むデイルームを配置し、夕日が橘湾に沈む様子はすばらしいロケーションとなっております。

当病院は島原半島の二次救急医療中核病院として地域医療を支える充実した病院を目指し、BCR等手術室の整備を行いました。医療から介護までの医療設備等環境は整いました。
2022年4月1日より脳神経外科及び一般外科医の先生に常勤医師として勤務していただくことになりました。消化器内科医、呼吸器内科医、循環器内科医及び外科部門で消化器外科医、整形外科医の先生に常勤医師として勤務していただき地域に信頼される病院を目指し歩んでいただける先生をお待ちしております。
又、地域から強い要望がありました透析業務を2020年4月から開始いたしました。透析数25床の能力を有しています。15床から開始いたしましたが、近隣から増床の要望がありお応えしたいと考えますが、そのためには腎臓内科(泌尿器科)医の先生の勤務が必要不可欠です。お待ちいたしております。

●人口(島原半島二次医療圏の雲仙市、南島原市、島原市):126,764人(令和2年国勢調査)
今後はさらに、少子高齢化に対応した訪問看護、訪問介護、訪問診療体制が求められています。又、地域の特色を生かした温泉療法(古くから湯治場として有名で、泉質は塩泉で温泉熱量は日本一)を取り入れてリハビリ療法を充実させた病院を構築していきたいと考えています。

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