一般病床の平均在院日数の推移をみると、2010〜14年の5年間で全国的には1.4日短くなったが、地域ブロックごとに差があり、2014年時点で、最長の四国・九州(18.9日)と最短の東海(15.2日)の差は3.7日間となっている。
医療計画上の基準病床数の算定では、地域ブロックごとに直近の病院報告の平均在院日数から1割短縮を見込んだ数値が考慮される。しかし、実際の短縮が見込みほど進まない地域もあるため、厚生労働省は2018年度からスタートする第7次医療計画策定を前に、全国一律で1割短縮を見込む算定の見直しを提案、同省検討会で議論が行われている。
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