症例
70歳代の女性。悪心・嘔吐を訴えて来院した。既往歴として十二指腸潰瘍で胃幽門側切除術(Billroth Ⅰ法再建)を受けている。腹部単純X線検査では腸閉塞の所見はなかったが,胃泡の拡大を認めた。上部消化管内視鏡検査を施行したところ,吻合部のやや肛門側(十二指腸下行部)に嵌頓した胃石を認めた(図1)1)。
▶セデーションとして,ミダゾラムとプロポフォールを用いた。胃石の嵌頓が症状の原因と考えられ,緊急に摘出が必要な消化管異物と判断した。
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