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特集:新しい経口抗凝固薬はこう使いこなす

No.4730 (2014年12月20日発行) P.19

矢坂正弘 (国立病院機構九州医療センター脳血管・神経内科科長)

登録日: 2016-10-08

最終更新日: 2017-03-15

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監修:矢坂正弘

超高齢社会の中で,高齢者に多く発症する非弁膜症性心房細動(NVAF)が急増している。NVAFに伴う脳梗塞予防にこれまでワルファリン療法が広く行われ,その予防効果が示されてきたが,一方で本療法では食事の影響,薬剤相互作用,定期的なモニタリング,大出血と頭蓋内出血の合併などの問題点が指摘されてきた。近年,これらのunmet medical needsを改善する目的で新規経口抗凝固薬(NOAC)が相次いで開発されてきた。本特集ではガイドライン,NOACとワルファリンの相違点,および抗凝固療法中に発症した脳梗塞や大出血への対処方法に焦点を当てながら,NOACの適切な使い方を概説する。

1 心房細動治療(薬物)ガイドライン改訂のポイント
国立病院機構九州医療センター脳血管・神経内科科長 矢坂正弘

2 NOAC使用上の注意点とワルファリンとの相違
国立病院機構九州医療センター脳血管・神経内科医長 桑城貴弘
国立病院機構九州医療センター脳血管・神経内科科長 矢坂正弘

3 NOACやワルファリン療法中に発症した 脳梗塞や大出血への対応
国立病院機構九州医療センター脳血管・神経内科 中村麻子
国立病院機構九州医療センター脳血管・神経内科科長 矢坂正弘

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