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特集:ガイドラインで読み解く機能性消化管障害

No.4739 (2015年02月21日発行) P.19

三輪洋人 (兵庫医科大学内科学消化管科主任教授)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-03-09

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監修:三輪洋人

機能性消化管障害という疾患名にあまり馴染みのない読者も多いかもしれない。消化管に明らかな器質的病変がないにもかかわらず,消化管症状を呈する疾患であり,機能性ディスペプシア(FD)や過敏性腸症候群(IBS)などがその代表である。この疾患は患者が多いこと,生活の質(QOL)の低下をきたすこと,ストレスと関連する病態であることなどから,急速に注目されはじめている。近年,この疾患の病態,診断,治療に関する研究が進歩し,日本消化器病学会からFDとIBSに対する優れたエビデンスベースのガイドラインが刊行された。このガイドラインが普及して,機能性消化管障害への啓発が進み,多くの地域で標準的治療が行われることが期待される。

1 GRADEシステムの仕組みと意義
島根大学医学部第2内科教授 木下芳一
島根大学医学部第2内科講師 石村典久
島根大学医学部第2内科 相見正史

2 FDガイドラインを読み解く
兵庫医科大学内科学消化管科主任教授 三輪洋人

3 IBSガイドラインを読み解く
東北大学大学院医学系研究科行動医学分野教授/同大学病院心療内科教授 福土 審

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公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
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今後はさらに、少子高齢化に対応した訪問看護、訪問介護、訪問診療体制が求められています。又、地域の特色を生かした温泉療法(古くから湯治場として有名で、泉質は塩泉で温泉熱量は日本一)を取り入れてリハビリ療法を充実させた病院を構築していきたいと考えています。

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