厚生労働省は4月27日、今年度からスタートした第3期特定健診・保健指導のQ&A集を公表した。第2期Q&Aを第3期の運用に即した記載に修正したほか、特定健診・保健指導の制度発足10年を迎え、想定されにくい質問を削除した。
健診に関しては血糖検査について追加。今年度から、やむを得ず空腹時以外に採血を行い、HbA1c(NGSP値)を測定しない場合は、食直後(食事開始時から3.5時間未満)を除き、随時血糖による血糖検査を行うことが可能となった。
これに関して、採血が食事開始時から3.5時間未満以内に行われた場合の対応を記載。この場合は随時血糖による血糖検査はできず、欠損として取り扱い、別途保険者で血糖検査のみ実施し補う必要があるとしている。