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知っておきたい消化管疾患70

絶対知っておきたい消化管疾患!豊富な写真と平易な解説で学ぼう

定価:6,270円
(本体5,700円+税)

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編集: 高橋 寛(癌研有明病院健診センター所長)
編集: 藤田 力也(癌研有明病院顧問)
判型: B5判
頁数: 194頁
装丁: カラー
発行日: 2006年06月20日
ISBN: 4-7849-5166-0
版数: 第1版
付録: -

月刊juniorで大好評だった『知っておきたい画像所見 消化管疾患』が一冊の本になりました!ポピュラーな消化管疾患の診断過程で、絶対に押さえておきたい画像を紹介し,診断に至るまでの経過を追いながら画像所見の見方と考え方を中心に学べます。400点を越える美しく鮮明な写真(内313点カラー写真)、要点を押さえた解説、さらに見やすい豊富な図表がより一層深い理解を助けます!

診療科: 内科 消化器内科
シリーズ: 別冊junior

目次

1 食道炎/マロリー・ワイス症候群/特発性食道破裂/アカラシア
2 早期食道癌
3 進行食道癌
4 食道静脈瘤/胃静脈瘤
5 慢性胃炎
6 胃潰瘍
7 早期胃癌
8 進行胃癌
9 胃悪性リンパ腫
10 胃ポリープ/腺腫/粘膜下腫瘍/肉腫
11 十二指腸潰瘍
12 十二指腸腫瘍
13 胆嚢胆石/胆嚢ポリープ/胆嚢癌
14 胆道結石/胆道癌
15 慢性膵炎/膵癌/膵嚢胞
16 感染性腸炎/虚血性大腸炎
17 潰瘍性大腸炎/クローン病
18 大腸ポリープ/ポリポーシス
19 早期大腸癌/進行大腸癌
20 下部消化管の粘膜下腫瘍/カルチノイド/悪性リンパ腫

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序文

消化器病の画像診断は他の分野に比較して、その質においても、量においても、優れて豊富である。それゆえ、視覚的に典型例を学習し、記憶にとどめることが大切であると思う。消化管の病変は機能性疾患を除けば、炎症性病変と腫瘍性病変に大別できるし、胆膵病変ではそれに結石症が加わる。炎症性病変には拡がりがあり、腫瘍性では限局性であるという一般的な特徴がある。内視鏡ではそれに色調の特徴が加わる。CTや超音波では臓器と病変のオリエンテーションが大切である。それに加えて正確な診断名を把握しておけば完璧であろう。それぞれの項には鑑別上の診断の要点とともに、類似疾患についても記述があるので大いに参考になることであろう。
ここに取り上げられた病変は、月刊『junior』「知っておきたい画像所見 消化管疾患」欄にて収載されたものであり、この度単行本として編纂・出版されることになった。資料は主として癌研病院の消化器センター内科、健診センター、化学療法科からのもので、東京都立駒込病院内科、昭和大学藤が丘病院消化器内科、国際親善総合病院消化器内科、横浜旭中央総合病院内科からもご提供いただいた。高橋寛癌研有明病院健診センター所長と、それぞれの執筆者の方々に厚く御礼を申し上げたい。
画像診断学の学習に、わかりやすい必携の参考書として本書を是非お勧めしたい。

2006年5月
藤田力也

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関連求人情報

公立小浜温泉病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
勤務地: 長崎県雲仙市

公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
現在、指定管理者制度により医療法人社団 苑田会様へ病院の管理運営を行っていただいております。
2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
6階建で波穏やかな橘湾の眺望を望むデイルームを配置し、夕日が橘湾に沈む様子はすばらしいロケーションとなっております。

当病院は島原半島の二次救急医療中核病院として地域医療を支える充実した病院を目指し、BCR等手術室の整備を行いました。医療から介護までの医療設備等環境は整いました。
2022年4月1日より脳神経外科及び一般外科医の先生に常勤医師として勤務していただくことになりました。消化器内科医、呼吸器内科医、循環器内科医及び外科部門で消化器外科医、整形外科医の先生に常勤医師として勤務していただき地域に信頼される病院を目指し歩んでいただける先生をお待ちしております。
又、地域から強い要望がありました透析業務を2020年4月から開始いたしました。透析数25床の能力を有しています。15床から開始いたしましたが、近隣から増床の要望がありお応えしたいと考えますが、そのためには腎臓内科(泌尿器科)医の先生の勤務が必要不可欠です。お待ちいたしております。

●人口(島原半島二次医療圏の雲仙市、南島原市、島原市):126,764人(令和2年国勢調査)
今後はさらに、少子高齢化に対応した訪問看護、訪問介護、訪問診療体制が求められています。又、地域の特色を生かした温泉療法(古くから湯治場として有名で、泉質は塩泉で温泉熱量は日本一)を取り入れてリハビリ療法を充実させた病院を構築していきたいと考えています。

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