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PPIの効果的な服用のタイミング【まとめてみました】

No.4939 (2018年12月22日発行) P.10

和田康宏 (大分大学医学部消化器内科学講座)

村上和成 (大分大学医学部消化器内科学講座教授)

登録日: 2018-12-20

最終更新日: 2018-12-18

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医師の日常診療でプロトンポンプ阻害薬(proton pump inhibitor:PPI)を処方する機会は科を問わず多い。PPIの適応となる疾患は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制、ヘリコバクターピロリ除菌の補助、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)投与時における胃潰瘍または十二指腸潰瘍の再発抑制である。PPI投与の目的は胃酸分泌の抑制であり、今回は1日のうちどのタイミングで内服すると、効果的に胃酸を抑えることができるかを考えてみたい。

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