株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

特定保健指導(メタボ健診)に心血管リスク軽減効果なし─男性7万5000人の追跡研究で明らかに[J-CLEAR通信(119)]

No.5038 (2020年11月14日発行) P.36

桑島 巖 (J-CLEAR理事長)

登録日: 2020-10-21

最終更新日: 2020-10-21

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

特定健康診査とその結果に基づく特定保健指導(いわゆるメタボ健診)は2008年(平成20年)度から我が国で行われている保健事業であり,腹囲,BMIの他に,血圧,HbA1c,LDLコレステロール値などを測定して,その結果により医師や保健師による指導を行うことになっている。

しかし,メタボ健診が実際に国民の心筋梗塞,脳卒中などの心血管疾患発症の低減に役立っているか否かについてはこれまで確かなエビデンスといえるものはなく,その運用を疑問視する声は少なくなかった。
2020年10月,福間真悟京大特定准教授らの疫学チームは,メタボ健診を受けた約7万5000人の追跡研究で,心血管リスク軽減効果がみられなかったという結果を米国内科学会誌JAMA Internal medicineに発表した1)

プレミアム会員向けコンテンツです(期間限定で無料会員も閲覧可)
→ログインした状態で続きを読む

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連求人情報

もっと見る

関連物件情報

もっと見る

page top