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診療所における教育 初期臨床研修―診療所での初期臨床研修で大切なこと[プライマリ・ケアの理論と実践(171)]

No.5152 (2023年01月21日発行) P.14

藤原和成 (大曲診療所)

登録日: 2023-01-19

最終更新日: 2023-01-18

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SUMMARY
診療所での初期臨床研修では,研修医のニーズと周囲からのサポートのバランスをとりつつ,チームの一員として診療に参加してもらうこと,経験と振り返りを繰り返すことが学びにつながる。

KEYWORD
workplace-based learning
学習者が実際の現場で,指導者の監督下に専門的な役割を担うことで学ぶ学習経験。学習者のニーズと周囲からのサポートを一致させる足場づくり,チームの一員としての参加,経験と振り返りが大切。

藤原和成(大曲診療所)

PROFILE
出雲家庭医療学センターで家庭医療を学び,現在は島根県出雲市の大曲診療所勤務。日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医・指導医,日本在宅医療連合学会認定専門医。

POLICY・座右の銘
あぁ,生まれてきて良かったな,って思うことが何べんかあるんじゃない。そのために生きてんじゃねえか

本稿では当院での実践をふまえ,診療所での初期臨床研修について述べる。

大切なのは,①学習者を十分に支援しつつ,徐々にその支援を減らしていく足場づくり1)と,②学習者の診療所の一員としての参加,③経験と振り返り,の3点である。

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