株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

地域診療所と学生サークル─再始動〜サークル活動の効果と要点[プライマリ・ケアの理論と実践(177)]

No.5163 (2023年04月08日発行) P.12

藤谷直明 (よつばファミリークリニック院長/大分大学医学部総合診療・総合内科学講座)

登録日: 2023-04-06

最終更新日: 2023-04-06

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SUMMARY
学生との勉強会は自身の学びになるとともに,リクルートや宣伝の場としても大きな意味を持つ。学生には一定のニーズがあり,実践のチャンスはある。

KEYWORD
サークル活動
サークル活動は学生の学びになるだけではなく,将来のキャリア形成にも影響を与える。また,講師自身の成長にもつながる。

藤谷直明(よつばファミリークリニック院長/大分大学医学部総合診療・総合内科学講座)

PROFILE
岡山家庭医療センターにて家庭医療を学び,現在は大分県大分市のクリニックで院長をしている。日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医・指導医。

POLICY・座右の銘
七転び八起き

1 活動の変遷

表1に学生サークルとの関わりの変遷を提示する。

2 学生活動の効果

大分大学医学部総合診療・総合内科学講座だけでも6名もの方が,家庭医療サークルである大分大学医学部プライマリ・ケア勉強会(OMPS)の卒業生であり,サークル活動は彼らのキャリアに一定の影響を与えている可能性がある。また,専攻医に学生との勉強会でレクチャーなどをしてもらうことで,専攻医らの成長を促進する作用もあると考えている。

このコンテンツは会員向けコンテンツです
→ログインした状態で続きを読む

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連求人情報

関連物件情報

もっと見る

page top