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「宮城大初代医学部長」に門田守人氏 - 宮城県方針

No.4714 (2014年08月30日発行) P.7

登録日: 2014-08-30

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宮城県の村井嘉浩知事は23日、同県が文部科学省に申請している宮城大への医学部新設が認可された場合、初代医学部長に門田守人がん研究会有明病院院長を充てる方針を公表した。門田氏は就任を内諾しており、同県の「宮城大学医学部教育課程・教員等採用検討委員会」の副委員長を務める。
同委員会は、宮城県が2016年4月に開学を目指す医学部のカリキュラムや医師・教員の確保先など構想実現に向けた具体策を検討するもの。委員として西垣克宮城大学長のほか、東北大、阪大の関係者が参加している。
阪大関係者が参加している理由について、同県担当者は、「教員引き抜きなど新設に伴う東北への影響を最小限に抑えるという国の方針に則ると、必要な人員は医師数の多い西日本から来てもらうのが合理的」とした上で、門田氏の母校・阪大を中心とする人脈により、医師・教員の確保が円滑に進むことに期待を示している。
東北地方への医学部新設を巡っては、文科省が28日に審査会を開き、宮城県、東北薬科大、脳神経疾患研究所の3団体から1校を選定する予定。

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