【Q】
臨床検査技師のサブスペシャリティー認定資格には,超音波・生化学・血液学などがあると聞きますが実際はどうですか。 (埼玉県 K)【A】
臨床検査技師の業務は,1958(昭和33)年に法的に制定され,その後,2度の改定を経て現在に至ります。主に検体検査,生理検査と細胞病理検査に大別され,診断や治療の判定などに用いられています。特に現代医療では,専門分化が進むにつれ高度で専門的な知識や技術が要求されるようになり,これを背景として各種の専門学会や団体が主体となり,一定以上の専門的知識や技術を公平に評価する認定資格が誕生しています。
▼ 大澤 進, 他:臨床検査学講座 検査管理総論. 第4版. 医歯薬出版, 2010, p173-6.