お知らせ
（2）ストレスチェック実施前に必要な準備は ［特集：これなら出来る！初めてのストレスチェック］
衛生委員会で実務の詳細を決める
正直に答えるメリットを伝える
ストレスチェックの成否は、労働者が自分のストレスについて正直に答えるかどうかにかかっています。
事業者はストレスチェックの実施義務を負いますが、労働者には受検義務はありません。その意味でも、衛生委員会での審議を通じて、労働者にとって正直に答えることのメリットを伝えることが重要です。
産業医としては次のように説明してはどうでしょうか。
「正直に答えることが働きやすい職場環境づくりにつながる。職場環境が良くなれば、仕事上のストレスが減る。ストレスが減れば、健康な社員が増え、生産性が上がる。生産性が上がれば業績が上がる。労働者にとっても事業者にとってもメリットがある」
ストレスチェックは将来の業績向上につながる「投資」でもあることを、産業医も念頭に置いておくとよいかもしれません。
残り800文字あります
会員登録頂くことで利用範囲が広がります。 » 会員登録する
