【主訴】不正性器出血
【病歴】不正性器出血で救急受診。表1のような著明な代謝性アルカローシスと電解質異常がみられ,精査加療のため入院となった。意識障害や嚥下障害はないが2週間前から食欲が低下してきたとのことであった。発熱なし,下痢,嘔吐なし。
【既往歴】認知症,陳旧性脳梗塞,糖尿病,高血圧,脂質異常症,めまい症,便秘症。
【処方内容】アスピリン,ユビデカレノン,イソプレナリン,チアプリド,メトプロロール,マニジピン,トリクロルメチアジド,フロセミド,イソプロテレノール,ベザフィブラート,プロピベリン,センナエキス,酸化マグネシウム,炭酸水素ナトリウム/無水リン酸二水素ナトリウム坐剤。
【アレルギー歴】なし【家族歴】特になし
【社会歴】喫煙歴・飲酒歴なし。介護保険は要介護3。長女と同居。
検査値の異常に比し患者の全身状態がよかったこと。
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