3月特集号のテーマは臨床検査値。
症例によっては,検査値の出方に癖があるため診療時になかなか読み取りにくい……一筋縄では診断できない……といったものが多くあります。そんなときのために,検査値の読み方の知識と応用を蓄積しておくことは,日々の診療のヒントとなるはずです。
本特集では全国の第一線で活躍されている先生方にお願いして,日々の診療で実際に遭遇した症例から,「検査値のどこに悩み」「何を鍵として解いたのか」「その後どのように対応したのか」,さらにはそれらの流れから見えてくる「スキルアップのポイント」をまとめていただきました。ボリュームたっぷりの32症例。つい見過ごしてしまいそうな「検査値の落とし穴」にはまらないように,是非とも,ご活用下さい。
貴重な症例を提示してくださった執筆者の方々に,深謝申し上げます。
2014年3月
日本医事新報編集部