お知らせ
40 慢性湿疹・皮膚病［【実践】ちょいたし漢方］
使い方の説明
▶保険適用漢方薬をできる限り優先して割り付けています。
▶処方の最後に＜保＞があればツムラの直接的病名が保険収載されています。
▶（ ）の番号や保険の適応病名はツムラのエキス剤に準じています。
▶特別な記載がない限り，成人は毎食前に1包ずつ，1日3回内服です。
▶子どもの1回量は小学生は1／2，幼稚園は1／3，それ以下は1／4包を筆者は目安にしています。
▶基本的にツムラ保険適用漢方エキス剤129種類（顆粒128種類＋塗り薬1種類）の範囲での解説です。
▶一手目が効かないときは，併用せずに，二手目，三手目と切り換えて下さい。
▶西洋薬部分の「なし」とは，一般的に対処できる薬剤がないという意味です。
▶表中の「1日量」とは1日3回服用した場合，摂取することになる「煎じる前の生薬の量」のことです。
Point① 皮膚疾患で大切なことは便秘を避けることです。就寝前に大黄含有の漢方薬で便通を整えましょう。
Point② そして慢性の皮膚疾患であれば，まず十味敗毒湯（6）です。4週間投与して少しでも軽快傾向にあれば続行です。
基本となる西洋薬
H1受容体拮抗薬（タリオン®，アレロック®）／ステロイドの外用など
一手 まずこれをためしてみよう
大人（がっちり）：十味敗毒湯（6）＜保＞
大人（中肉中背）：十味敗毒湯（6）＜保＞
大人（虚弱）：十味敗毒湯（6）＜保＞
女性：十味敗毒湯（6）＜保＞
高齢者：十味敗毒湯（6）＜保＞
子ども：十味敗毒湯（6）＜保＞
残り444文字あります
会員登録頂くことで利用範囲が広がります。 » 会員登録する
