著: | 倉原 優(独立行政法人国立病院機構 近畿中央胸部疾患センター内科) |
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判型: | B5判 |
頁数: | 176頁 |
装丁: | カラー |
発行日: | 2016年08月25日 |
ISBN: | 978-4-7849-6445-1 |
付録: | - |
第1章 吸入薬概論─吸入薬を使う前に押さえておこう!
1 なぜ“吸入”薬を使うのか?
2 本書に登場する全吸入薬まとめ
3 吸入薬を用いる疾患
4 喘息のガイドラインから学ぶ吸入薬の使い方
5 COPDのガイドラインから学ぶ吸入薬の使い方
6 インフルエンザにおける吸入薬の使い方
第2章 吸入薬の種類─それぞれの特徴を押さえて患者さんに合った薬を選ぼう!
1 ICS
2 ICS/LABA
3 SABA
4 SAMA
5 LABA
6 LAMA
7 LAMA/LABA
8 クロモグリク酸
9 インフルエンザ用吸入薬
第3章 吸入アドヒアランスと吸入デバイス─患者さんのタイプを見極めよ!
1 吸入アドヒアランス
2 吸気流速
3 吸入粒子径と肺内沈着率
4 DPI,pMDI,BAI,ソフトミストとは
5 スペーサー
6 掃除法・廃棄法
第4章 吸入方法─イラストで見てみよう!
1 pMDI
2 pMDI+スペーサー
3 スイングへラー
4 ディスカス
5 ディスクへラー
6 タービュヘイラー
7 ツイストへラー
8 ハンディへラー
9 レスピマット
10 ブリーズへラー
11 エリプタ
12 ジェヌエア
13 イーへラー
第5章 吸入薬の副作用─押さえておきたいリスクとベネフィット
1 ICSの副作用
2 LABAの副作用
3 LAMAの副作用
4 ICS/LABA,LAMA/LABA,トリプル吸入療法の副作用
5 SABA,SAMAの副作用
索 引
そして,吸入薬はその種類の多さから,多くの日本のプライマリケア医から「難しい」 と敬遠されています。そんなことを知ってか知らずか,発売される吸入薬の数はどんどん増えています。
―世は吸入薬戦国時代。
吸入薬の世界は, 今まさに戦国時代の様相を呈しているのです。この本を持って,あまたの吸入薬が火花を散らす乱世へ飛び込んでみましょう!
最後に,いつも執筆に協力してくれる妻の実佳子,長男の直人,次男の恵太にもありがとう。