来年12月から従業員50人以上の事業所で実施が義務づけられるストレスチェック制度を巡り、ストレスチェックを実施する医師・保健師等の役割や高ストレス者の面接指導方法などを検討する厚生労働省の専門家検討会が10日、初会合を開いた。
検討会には、産業医、精神科医、保健師などの産業保健・精神保健の専門家、労使関係者が参加。今後、(1)ストレスチェックの実施方法、(2)ストレスチェック結果の労働者への通知方法、(3)高ストレス者を対象とする医師面接指導の実施方法、(4)事業者による医師からの意見聴取の方法と留意事項─などの論点について検討する。
ストレスチェック結果の適切な管理をテーマにした検討会と並行して議論を進め、年度内に報告書をとりまとめる。