【質問者】
原 正則 新潟県労働衛生医学協会岩室健康増進センター
数多くの糖尿病大規模研究において,様々な糖尿病治療薬が処方されていても厳格な血糖管理(目標HbA1c 7%未満)が達成できれば,通常治療と比較して糖尿病腎症の発症(微量アルブミン尿の発現)および進展(顕性アルブミン尿の発現)が阻止されることが報告されてきました。しかし,厳格な血糖管理によって,腎のハードエンドポイントである血清Cr倍化または腎代替療法の導入を抑制できることが示された研究成果はありません。
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