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肩こり・腰痛・膝痛患者に対する整形内科的生活指導

登録日:
2019-11-19
最終更新日:
2019-11-19

監修:小林 只(弘前大学医学部附属病院総合診療部)

■監修のことば

社会の高齢化に伴い,広く求められる運動器疼痛(特に,肩こり・腰痛・膝痛)を有する地域住民・患者を多診療科・多職種でサポートすることが「整形内科学(non-surgical orthopedics)」の目指す一側面である。その成果のひとつであるファシア・ハイドロリリースという局所注射手技は,その安全性・有効性からも国内でも急速に広がりつつある。しかし「なぜ,その場所を痛めたのか?」という理由に介入せずには,中長期的なケアは成立しない。今回は「適切な生活動作指導まで行う一連の診療技法」および「地域における生活動作サポートの実践」に関して,本分野に熱心に取り組む総合診療医の先生方に解説頂くこととした。

■目次

1 整形内科的生活指導・総論─患者を動機づける診療技術
小林 只(弘前大学医学部附属病院総合診療部)

2 生活指導のためのコミュニケーション技法 ─考え・感情・事実を聞き分ける事実質問の手引き
平野貴大(国民健康保険大間病院/弘前大学大学院総合診療医学講座)

3 外来運動器診療と事実質問 ─聞く・触る・エコー・注射・生活指導の流れ
遠藤健史(雲南市立病院内科) 多田明良(国吉診療所)

4 地域で整形内科的生活指導を展開するための工夫 ─多職種連携の観点から
並木宏文(十勝いけだ地域医療センター)

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