今回で12回、最終稿である。アレヨアレヨで1年が過ぎ、自分はまったく成長していないと……。
この稿のお陰で永らく音信不通の仲間とも復交。元彼(女)からも手紙、次男の嫁からも再評価。コロナ2類相当から5類への移行もあり、皆前向き、ポジティブ。ひょっとして少子化から反転攻勢も。老爺姿も復活かもはあり得ない。
今年は関西復権の38年振りの阪神日本一、前の関西ダービーはバッキ—、スタンカの投げ合いか殴り合い? J1優勝のヴィッセル神戸(ヴィッセル=勝利+船)を創ったのは徳島城南高校(旧制徳島中学)の同級生、川崎製鉄の総務部長の故日下君。彼に今年の戦い振りや優勝カップを見せて、それで美酒、白鶴を飲ませたかった。白鶴の元専務、寺岡君も高校同級生。28年前の阪神淡路大震災のときは家屋に埋もれた人を数名掘り出し救助と。4日目位に風呂に入れてくれと西宮から岡山県境、忠臣蔵で有名な塩の街、私の働く播州赤穂へ来たときは髪も顔も埃で真っ白。翌日スーパーでカップ麺や水を買い込みトンボ返り。頭が下がった。実は彼は高校の応援団長でもあり、震災復興でも団長だったのかも。彼の様な人が政治家になれば、この国もずっと良くなる筈と思った。
少し暴論だが、サッカーやラグビーが外国人のコーチや選手でレベルアップした様に、大臣、副大臣、政務官にも導入してみてはと考えたりしている。失われた30年+αがどんどん続くよりは良いのでは。
この稿が出る頃には診療報酬の改定率が決まっていると思うが、トリプル改定はトリプルアップでないと医療、介護、障害者サービスは持たない。「保険あって給付なし」のケースが増えてしまうと危惧している。
私は旧満州国、佳木斯(ジャムス)陸軍病院生まれ。同じ位の歳の子どもは残留孤児。陸軍々医の父はフィリピンルソン島カガヤン峠で赤十字の旗の下、傷病兵を守っているのに鬼畜米英に空爆死と。祖母からは「大きくなったら仇を取れ」と叩き込まれた。ガザやウクライナの戦いを見る度、聞く度に心が傷む。一日も早い平和を全世界に。
初めに自己紹介を忘れ、最終稿の終わりに。
皆様にとって良い1年となりますように。
邉見公雄(全国公私病院連盟会長)[この1年]
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